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2023年8月号

今月は「追い出しあらめ」って?です

京都では、8月16日の朝にあらめ(荒布)を炊いてお仏壇にお供えをし、厄除けになると言われる「あらめのゆで汁」を門口にまいて、精霊さんがこの世に未練を残さないように冥土にお送りする「追い出しあらめ」という風習があります。

京都では、お盆に帰ってくると言われる精霊、ご先祖の霊を「おしょらいさん」と呼びます。おしょらいさんを8月13日にお迎えして、16日の送り火の日にお送りする大切なお盆の行事です。おしょらいさんには精進料理やご先祖の好物を作ってお供えします。甘いものではおはぎ。13日にはお迎え団子、16日にはお送り団子をお供えします。そして16日の朝に必ずこしらえるのが「あらめとお揚げの炊いたん」です。
あらめは太古の昔より日本の食卓に上がっていた海藻です。カルシウムや食物繊維が豊富な食材で、ひじきとはまた違う食感ですが、同じように料理していただきます。京都では8のつく日(8日、18日、28日)に「芽がでるように」という願いから、あらめを食べる食習慣があります。

管理栄養士の「キリさんと菊ちゃん」の『ぱぱっと野菜レシピ』

あらめはひじきよりすぐに柔らかく煮えます♪

その323あらめとお揚げの炊いたん
2人分
(1人分 エネルギー64kcal 食塩1.0g)
あらめ 10g
油揚げ 1/2枚
人参 1/2本
200ml
濃口醤油 大さじ1/2
鰹節 1パック

《作り方》

  1. フライパンにあらめと水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めてそのまま5分置く。
  2. 蓋で押さえて水を切り、千切りにした人参と油揚げを入れて混ぜ、蓋をして蒸し煮にする。
  3. 人参がやわらかくなったら、醤油で味を整え、鰹節を入れて混ぜたら、出来上がり♪

ごま油を香りづけに垂らしても美味しいです♪

その324あらめの梅ごま和え
2人分
(1人分 エネルギー42kcal 食塩1.5g)
あらめ 10g
きゅうり 1/2本
梅干し 小1個
すりごま 大さじ1
小さじ2
濃口醤油 小さじ2

《作り方》

  1. あらめは15分ほど水でもどして、さっと茹でて冷ましておく。
  2. きゅうりは細切りにする。
  3. 梅干しをたたいてから、醤油・酢・ごまと混ぜて、あらめときゅうりに和えて出来上がり♪

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